庭木の剪定のコツとは?
- 2022.01.20
樹木は日々生長し続けていて、それが止まれば枯れてしまいますが
環境さえ整えば、全般的に澄明な生き物です。
自然のなかの植物について見てみると
大木の茂る森林では、木と木との間隔が広く
小さな林は感覚がせまいことに気づくはずです。
これは、種々の樹木がお互いに競い合って生長し
生長過程で生存競争に負けた樹木が枯れて、淘汰された結果です。
いわば、自然による「間引き」ともいえるでしょう。
しかし、小規模な林や、ご家庭の庭では
こうした自然のシステムは通用しません。
ほおっておくと、弱い植物は日照不足や乾燥などで
立ちどころに枯れ死してしまい、大きく育った数本の木と
雑草だけになってしまうでしょう。
塀に囲まれた空間では、風通しも悪く、病気も出やすくなりますが
適切な「剪定」をおこなえば、風通しが良くなり
小鳥や益虫が飛んできて、健全な樹木として育ちやすくなるのです。
樹木は、庭に植えられたときから「庭木」となります。
そうなると、高さや敷地スペースとの兼ね合いから
制約を受けつつ成育することとなります。
そこで、庭木と上手に付き合い、楽しむ方法として「剪定」があるわけです。
限られた広さのなかで、木の大きさを管理するのが「剪定」の大きな目的。
花つきを良くしたり、日の当たらない部分や、下枝が枯れるのを防いだり
病害虫の発生を抑えたりと、多くのメリットがありますので
定期的にお手入れすることをオススメしています。
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