良い苗木の見分け方
- 2020.01.21
季節ごとに、そして年を経るごとに、庭は絶えず変化しています。
大きく育っていく植物を手入れしてゆくには?
一年をとおして、草木や花で庭をあでやかにするには?
それにはコツがあります。
少しのコツをおさえていれば、変化してゆく庭がおおきな楽しみともなります。
今回は、新しい苗木を買うときの、良い苗木の見分け方をおはなしします。
我が家の庭にきて、永く育つことのできる苗を選ぶためのコツです。
苗木選びの参考としていただけましたら幸いです。
~良い苗木選び 12の条件~
①芯がピンと立った元気のよいもの。芯を切り戻して、ふかし直したものはよくありません。
②幹が不自然にねじれているものはよくありません。節と節が詰まっているものはよい苗木です。
③枝が四方、八方にまんべんなく出ているものは、苗づくりの条件が良いことを示しています。
④葉の裏に害虫の卵が付いていないものを選びましょう。
⑤苗木全体がみずみずしい感じのするもの。水をかけた後ではわかりにくいので多少乾いてから確認を。
⑥下葉が黄色になっていたり、葉に触れると落ちるものはよくありません。
⑦幹や太枝にカイガラムシやスス病が付いているものはよくありません。また、幹がカサカサしたものもよくありません。
⑧幹の下部からヒコバエの出ているものは手入れ不十分なのでよくありません。
⑨接ぎ木苗では接木部分がしっかりついて肉がまいたものを選ぶようにしましょう。
⑩根鉢が崩れていないものを選ぶようにしましょう。
⑪藁のあいだを指でひろげたとき、白根が多く出ているものは良い苗木です。
⑫地上部より根のほうが大きく、どっしりしているものは良い苗木です。
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